gentoo ファイル・マネージャのインストール

gentoo スクリーンショット

長年愛用しているファイルマネージャ、gentooコンパイルして入れる。

慣れないと使い方は少々ややこしいし、設定はさらにややこしいが、ファイルのコピーや移動には、gentooのような2ペインのファイルマネージャが断然便利。ふたつのディレクトリを一画面で開くので、環境移行時の設定ファイルの内容比較やコピーにも活躍する。ノーチラスとはくらべものにならないほど動作も軽い。設定がもう少し楽なら申し分なし。

(Vine5の場合)環境に応じて、以下などが必要。

apt-get install glib2-devel gtk2-devel gamin gamin-devel

インストールの手順。

  1. freshmeat.net: gentooから、ソースをダウンロード
  2. ファイルを展開
  3. cd ソースのあるディレクト
  4. ./configure (エラーが出たら、エラー表示に従って必要なパッケージをaptで入れる)
  5. make
  6. make install

自分でmakeした場合、デフォルトで/use/local/bin以下にインストールされる。

gentooをrootで起動するには、コマンドライン

gentoo --root-ok &

備考

  • 今回コンパイルしたものは、なぜかボタンの色がボタン全体ではなく文字の上にしかつかない。いずれ解決策を調べる。
  • euc-jpの日本語ファイル名は文字化けする。文字化けしたディレクトリにアクセスしようとするとgentooがクラッシュすることがある。

ファイルマネージャについての参考記事

記事中、

たとえば、Gentooというファイルマネージャ(同名のディストリビューションと混同しないこと)はASCII文字にしか対応していないため、現状のUTF-8ロケールにある文字の一部が区別できない。

とあるが、この影響か、極まれに特定のディレクトリにアクセスしようとしてクラッシュしたり、突如不安定な挙動になることがある。

andy