一般ユーザーでのCD/DVD再生

まだ何も新しいプレイヤーを入れていない段階で、音楽CDを聞こうと思った。4.2までだと、デフォルトのCDプレイヤーが即、応対してくれたので、そのつもりでCDをインサートしたら、

オーディオ・ディスクをマウントできません

/dev/hdc というドライブは見つかりません

のエラーメッセージ。

rootでログインしたら、きちんとマウントされ、デフォルトのRhythmbox Music Playerで普通に再生された(と言っても当方の環境では音切れがはなはだしかったので、以後、Rhythmboxは使用せず)。パーミッションの問題であるのは間違いなさそうだが、ユーザーでCDが使えないというのは誠に不便。

Vine Linux 5のFAQの「一般ユーザでDVDの再生ができない」という項目には、以下の対処法が記されている。

1. 一般ユーザを cdrom グループに入れてあげる。

2. pam_console を用いて /dev/cdrom*, /dev/dvd* などを console user に ownerを渡す。

3. /dev/sr0 のパーミッションを664以上にする。

2は、設定の追記例が載っていたが、当方のデバイスが以前のままの「/dev/hdc」なので使えそうにない/どう書き換えたらいいのかよくわからない。3は以前に一度やってみたことがあるものの、よく憶えていない。1が最も簡明なのでこれを実行。

(rootで)

  • 「/etc/group」をエディタで開く。
    gedit /etc/group &
  • 「cdrom:x:11:」にユーザー名を追記。
    cdrom:x:11:ユーザー名
  • 保存。

これでOKとなったが、こんなひと手間をかけねばならない(ユーザーがそのままではCD/DVDを使えない)というのは、何ともユーザーアンフレンドリーだ。

参照ページ:一般ユーザーでのCD/DVD再生-2


(追記)これと関連していそうな情報として、Vine Linuxバグトラッキングセンターに以下のレポートがあった。

$HOME/.gvfs(root以外はできていない)

kazy